東南ア成長率予想、世銀が4.5%に下方修正
世界銀行は6日発表した東アジア・太平洋(EAP)地域新興国の経済見通しで、2014年の東南アジア諸国連合(ASEAN)の成長率予想を4.5%に下方修正した。4月の予想では4.8%だったが、政情不安が続くタイと、石炭などコモディティ関連の収入が減っているインドネシアの成長が鈍化するとみているためだ。15年についても5.2%から5.0%に引き下げた。ただ先進国向けの輸出が伸び、回復基調になるとの見通しを示した。
世界銀行は6日発表した東アジア・太平洋(EAP)地域新興国の経済見通しで、2014年の東南アジア諸国連合(ASEAN)の成長率予想を4.5%に下方修正した。4月の予想では4.8%だったが、政情不安が続くタイと、石炭などコモディティ関連の収入が減っているインドネシアの成長が鈍化するとみているためだ。15年についても5.2%から5.0%に引き下げた。ただ先進国向けの輸出が伸び、回復基調になるとの見通しを示した。