鴻海董事長、関連企業の初任給を調整
EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘董事長は10日、液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)や放熱モジュールの鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)、プリント基板(PCB)大手の臻鼎科技などグループ企業の台湾での現場作業員の初任給を、鴻海の基準である月2万6,000台湾元(約8万8,000円、食事手当含む)に合わせると発表した。群創の現場作業員を名乗るネットユーザーが、ウェブサイト上で賃金の低さを訴えたことを受けての措置。今月分から適用する。11日付経済日報などが伝えた。