45年までの大型事業、前進示す
インドネシアの独立79周年の記念式典が17日、東カリマンタン州に整備中の新首都「ヌサンタラ」で初めて行われた。新首都での式典開催は、首都移転事業を推進し10月で退任するジョコ・ウィドド大統領が公約で掲げ、主要インフラの建設が続く中で実施にこぎ着けた。ジョコ氏は、2045年まで続くヌサンタラ開発を通じて、2期10年で推進してきた経済活動のジャワ島一極集中からの脱却と全国での公平な経済発展が実現されることに期待を示した。式典の様子は国内外に向けて発信され、巨大国家事業の前進を印象付けた。