カンボジア【17年の10大ニュース】総選挙控え強まる権力集中経済で大型案件始動、首相は訪日経済マクロ経済2018年7月の総選挙を控え、カンボジア与党・人民党が権力集中を加速した1年だった。6月の地方選挙で退潮したことに焦り、最大野党・救国党を解党へ追い込んだ…
カンボジア【第1位】最大野党が解党、米国は選挙支援中止政治政治一般カンボジア最高裁判所は11月16日、党ぐるみで国家転覆を企てたとして、最大野党・救国党に解党命令を下した。9月に国家反逆の罪で同党のケム・ソカ党首が逮捕・…
カンボジア【第2位】地方選で野党が大躍進、投票率90%超え政治政治一般カンボジアでコミューン(地区)評議会選挙(地方選に相当)が6月4日に実施され、最大野党・救国党が大躍進した。30年以上にわたって人民党を率いるフン・セン…
カンボジア【第3位】フン・セン首相訪日、インフラ支援合意経済マクロ経済政策・法律・規制外交 カンボジアのフン・セン首相は8月、約2年ぶりに日本を訪問した。安倍晋三首相との首脳会談では、プノンペンの洪水対策・排水設備の補修とシアヌークビル港の…
カンボジア【第4位】国内初の原油生産計画、タイ湾沖で始動資源石油・石炭・ガス カンボジアにとって初の原油生産計画が始動した。シンガポール取引所(SGX)上場で資源開発を手掛ける新興企業クリスエナジーは8月、カンボジア政府とタイ…
カンボジア【第5位】移転価格税制を導入、世界標準へ一歩経済マクロ経済財政 カンボジア財務経済省は10月、移転価格税制を導入した。企業間利益の案分に関する類似規則はこれまでもあったが、「移転価格」を明記した規制の導入は初めて。…
カンボジア【第6位】「反政府」団体に圧力、有力紙が廃刊媒体マクロ経済メディア事件政策・法律・規制 2017年は、政府が「反政府」とみなしたメディアや市民団体への締め付けを強めた。8月には世界に民主主義を広げるため活動する米民主党系の非営利組織(NPO…
カンボジア【第7位】イオン、小型スーパーを展開商業卸売り小売り イオンは3月、カンボジアで小型スーパーの展開に乗り出した。首都プノンペンで12月までに3店舗に広げた。会社帰りなどの日々の買い物需要を取り込み、2019年…
カンボジア【第8位】コンテナ飲み屋街が誕生、若者に人気商業食品・飲料卸売りその他サービス小売り 3月、カンボジアの首都プノンペンに貨物コンテナを改装した飲み屋街が誕生した。地元民をターゲットにした国内初の試みで、週末には1日当たり1万人以上が集…
カンボジア【第9位】世界経済フォーラム、地域会合を開催経済マクロ経済政策・法律・規制外交 世界経済フォーラム(WEF)の東南アジア諸国連合(ASEAN)会合が5月、カンボジアの首都プノンペンで開催された。同国では初開催となり、国の存在感を…
カンボジア【第10位】カジノのナガ拡張、中国人取り込み観光観光娯楽 カンボジアで統合型カジノリゾート(IR)「ナガワールド」を運営する香港上場の金界控股(ナガコープ)は11月、首都プノンペンのカジノ施設を拡張した。増加…
カンボジア【番外編】アンコール遺跡、25年ぶり入域料値上げ観光観光文化・宗教財政 カンボジアの北西部シエムレアプ州にある国内有数の観光地アンコール遺跡群で、2月から外国人の入域料が従来比で20~85%値上げされた。1990年代初めの公開以…