ＡＳＥＡＮ経済共同体 第１部 統合が揺らす自動車業界
ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）経済共同体（ＡＥＣ）の発足が2015年末に迫ってきました。統合へ最も進展しているのが「関税撤廃」であり、モノの貿易自由化を生かした自動車産業は、日本企業が軸になってタイに圧倒的な産業基盤を出現させました。その背中を今、インドネシアが追っています。周辺国は２大国の影響を受けながら、それぞれに自動車産業の発展を模索しています。当連載では、ＡＳＥＡＮの市場統合が揺らす自動車業界の姿に迫ります。
