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日本からの船便遅延解消へ、月内にも配送

上海市で日本からの船便郵便物が大量に停留していた問題で、市内でのEMS(国際スピード郵便)業務を手掛ける上海市郵政速逓物流(郵政速逓)は20日、同日から貨物の引き取りを行い、2月初旬までに全て配送することを明らかにした。上海市の荷受人には、郵政速逓が引き取り後3日以内に届けられる見通し。21日付東方早報などが伝えた。

日本郵便は19日、上海市宛ての船便郵便物が通常通りに配達できない状況にあると発表。港湾運営を手掛ける上海国際港務集団(上港集団)によると、2014年10月24日から11月29日にかけて日本郵便の船便を載せたコンテナ301台が到着。このうち287台が上海外高橋地区でこれまで停留していた。停留貨物は約9万件に上るという。

遅延の発端は、上海税関が14年10月23日から日本からの船便郵便物に関して、一時的に通関に関する手続きを停止したためとの報道がある。一方、上海税関は12月15日に郵政速逓から停留貨物の通関手続きに関する申請を受け取り、同日に手続きを全て完了したが、287台は受け取りがないままになっていたとしている。港湾での受け取りが遅れたことで、郵政速逓が上港集団に支払う貨物の保管超過料金は800万元(約1億5,000万円)に上ったという。

中国では電子商取引(EC)の普及により、「海淘」と呼ばれる海外からの個人輸入が増加。通関作業の遅れとともに、関税逃れなども問題となっている。<上海>


関連国・地域: 中国-上海日本
関連業種: 運輸サービスマクロ・統計・その他経済

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