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いすゞが2万台販売へ、建設ラッシュが追い風

いすゞフィリピンズ(IPC)は28日、今年の販売台数について2万台を目指す方針を示した。年初に掲げていた目標台数は前年比約3割増の1万8,000台だったが、1~4月実績は既に前年同期比54.0%増の6,396台に上っている。昨年9月に投入したスポーツタイプ多目的車(SUV)の新モデル「MU—X」が押し上げているほか、好調な建設業界を追い風にトラック部門でも伸びが見込まれるという。

IPCの高祖肇社長が同日、マニラ首都圏パサイ市の「SMXコンベンションセンター」で開かれたトラックの展示即売会でNNAに明らかにした。「MU—X」の販売が好調に推移しているほか、今年のトラック・バス市場も前年に引き続き約30%伸びるとの楽観的な見通しから、「(通年販売台数で4割増の)2万台はいきたい」と述べた。

高祖社長によると、政府が15年以上走行したトラックおよびバスの車両登録を認めない規制の導入を進めていることを背景に、これまで中古車を購入していたユーザーの間で新車を購入しようとする動きが出ているほか、建設業界からの引き合いも強まっていることなどが同社の販売を押し上げている要因という。

フィリピン自動車工業会(CAMPI)によると、IPCの昨年の販売台数は前年比19.9%増の1万4,134台だった。今年1~4月の同社の販売台数の内訳は、アジア・ユーティリティー・ビークル(AUV)と小型商用車が前年同期比57.2%増の5,126台、トラック・バス(カテゴリー3以上)が同42.1%増の1,270台と、ともに2桁増となっている。今年通年では、トラックを4,000台以上販売することが目標だ。

■ミキサー車を初めて展示

30日まで開かれているトラックの展示即売会では、IPCのシャシー(車台)とエンジン、キャビンに、各種架装した状態の車両26台を展示した。地場の架装メーカー、セントロやアルマゾーラ・モーターズなど約6社もブースを構えた。

高祖社長は建設業界の需要が旺盛であることから、「今回は高速道路や空港などインフラの造成に必要なコンクリートミキサー車(Cシリーズ)を初めて展示した」とコメント。展示会では運輸業界を主とした顧客のさまざまなニーズに合った車両を提案した。

CAMPIによると、トラック・バスの昨年の販売台数は前年比31.7%増の6,675台で、このうち、IPCが25.8%増となる3,375台を占めた。

IPCの現在の販売拠点は35カ所。今後も拠点数を増やす方針だが、中~大型車両の整備施設の拡充も進めるとした。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 自動車・二輪車建設・不動産運輸マクロ・統計・その他経済

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