忠清南道が、日本から3,500万米ドル(約27億4,000万円)規模の投資誘致に成功した。
同道によると、観光・文化分野の交流拡大と外資誘致に向けてアジア3カ国を訪問中の安熙正・道知事一行はこのほど、東京で帝人(大阪市)および韓国企業のCNFとの間で投資に関する覚書(MOU)を交わした。
帝人とCNFは、今月末から来年末にかけて合弁で同道牙山市に2次電池分離膜素材生産工場を建設する。
同道は、向こう5年間で2,180億ウォン(約153億円)の売り上げと、120人の雇用創出、1,110億ウォンの輸出効果があると期待している。
安知事は「今年の日本企業からの投資誘致は帝人が3社目で、全5社から投資総額1億4,300万米ドルに達する成果を得た。これらの企業がしっかりと地域に根を下ろし、発展できるように各種支援を惜しまない」と話した。
帝人関係者は「牙山市は顧客に近く産業インフラが整っており、投資の最適地」と話した。
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