韓国富士ゼロックスは20日、メットライフ生命と文書環境改善のための業務協約を結んだと発表した。
今後、メットライフ生命の本社および全国の支店で使用している複合機やプリンターなど約1,000台の出力機器を、富士ゼロックスが統合管理することになる。文書環境を調査・分析するほか、機器のメンテナンスや作動状態のモニタリングを通じて文書出力に関する効率性向上と費用削減を目指す。
また同日、両社はメットライフ生命社屋内に、文書管理アウトソーシングサービスを一貫して行う文書出力センターをオープンした。同センターでは、文書作成から発送、管理に至るすべての書類関連業務を富士ゼロックスが一括で請け負う予定で、デジタル印刷機および複合機、ソリューションの専門担当者を配置する。
協約締結について、メットライフ生命の崔グァンシク購買・総務チーム長は「企業の文書セキュリティーに対する警戒心が増大している中、同サービスの導入でコスト削減やセキュリティー強化にもつながるとみている」と話す。
韓国富士ゼロックスの担当者はNNAの取材に対し、「今後、韓国に進出している日系企業や、海外に拠点を持つグローバル企業へのサービスにも力を入れていきたい」と話した。
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