アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は、来年1月2日からマニラ~ドバイ路線で増便すると明らかにした。旺盛な需要に応えるための措置で、現在の毎日2便から同3便となる。
ABS―CBNなどによると、増便後も米ボーイングの「777―300ER」型機を引き続き利用する。客席数は428席で、内訳はビジネスクラスが42席、エコノミークラスが386席。
今回の増便の背景には、フィリピンとUAEが先月にマニラとUAE各地を結ぶ旅客便の乗り入れ枠を従来の週14便から同28便に拡大することで合意したことがある。フィリピン政府はこのほか、航空自由化(オープンスカイ)協定の推進を目的とした大統領令(EO)29号に基づき、マニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港(NAIA)以外の国内空港とUAEの各空港の間の乗り入れを無制限とすることでも合意している。
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