〔政治スポットライト〕 豪が犯罪移民のビザ指針変更、NZが懸念
オーストラリアのジャイルズ移民相は、裁定機関が罪を犯した移民の査証(ビザ)の取り消しについて協議する際の意思決定に関する枠組み「指針第99(Direction no. 99)」を無効化し、それに代わるものとして新たに「指針第110」を発表した。指針第99では検討の際に対象者のオーストラリアとの結びつきの強さ、滞在期間、性質が優先的に考慮されていたが、新指針では地域社会の安全確保が最優先と明示される。
オーストラリアのジャイルズ移民相は、裁定機関が罪を犯した移民の査証(ビザ)の取り消しについて協議する際の意思決定に関する枠組み「指針第99(Direction no. 99)」を無効化し、それに代わるものとして新たに「指針第110」を発表した。指針第99では検討の際に対象者のオーストラリアとの結びつきの強さ、滞在期間、性質が優先的に考慮されていたが、新指針では地域社会の安全確保が最優先と明示される。