化粧品ブランドが外国人観光客向けの新たなマーケティングとして、ホテルにコンセプトルームをオープンしている。ソウル経済新聞が伝えた。
ソウルの繁華街の明洞に、全312室の日本式ホテル、スカイパークホテル5が先ごろオープンした。日本人に人気の化粧品ブランド「ザ・フェイスショップ」を運営するLG生活健康は、この9階に「ザ・フェイスショップルーム」をつくった。廊下やビジネスセンターなどの共用スペースと24客室にブランドのロゴを入れ、コンセプトの「ナチュラル」をモチーフにしたインテリアを施した。客室にはベストセラー商品が並ぶ。
ザ・フェイスショップ関係者は「日本や中国など海外で不特定多数向けに広告を打つより、化粧品ショッピングの中心地である明洞を拠点に、外国人顧客向けのマーケティングを展開するほうが、費用対効果が大きい」と話す。コンセプトルームは日本人を中心に連日100%の予約率を記録している。
アモーレパシフィックは、明洞のスカイパーク3に「エチュードハウス」をテーマにしたコンセプトルームをつくった。童話の中のプリンセスをイメージした。ビジネスホテルとしては高額の料金ながら予約が好調という。
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