中古ブランド品販売を手掛けるミラン・ステーション(米蘭站)はこのほど、向こう半年間に香港企業のスター・コンチネント(朗裕)と合弁企業「米蘭站商貿(成都)」を設立し、成都市場に参入すると発表した。出資比率は米蘭站が70%、朗裕が30%。2社による投資額合計は3,000万人民元(約3億7,200万円)で登記資本金は1,500万元となる。
これを受け、米蘭站が事業計画を発表した翌23日の同社株は、最高時で前日比73.2%と大幅に上昇。54.6%上昇の75HKセント(約7.6円)で引けた。時価総額は単日として新記録の1億7,800万HKドル上がり、5億550万HKドルに達した。
24日付サウスチャイナ・モーニングポストによると、輝立証券(フィリップ・セキュリティーズ)のアナリスト、フリップ・モク氏は「米蘭站の利益が昨年から減少していることを考慮すると、合弁事業が米蘭站にとってどのくらいのメリットをもたらすのか見極めるのは時期尚早」とコメント。株価が大きく上昇したことは意外との見方を示した。
昨年末時点で同社は、香港、マカオ、北京、上海で計16店舗を経営。今年上半期(1~6月)は減益を予想している。<香港>
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