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中国政府と金融サービス提携強化、財務省

財務省は6日、中国・シンガポール自由貿易協定(CSFTA)の一環として、中国政府と金融サービスの提携強化で合意したと発表した。

中国蘇州で開催された第9回合同2カ国協力委員会(JCBC)で調印した。具体的には、シンガポールに進出する中国の銀行2行に対し、支店開設や現金自動預払機(ATM)設置を認める「QFB」免許を付与する。また2行中1行は、国内で人民元の決済銀行に認定する。一方中国側も、シンガポールの金融機関の支店開設申請に対して従来以上に迅速な対応を図る。

調印式に同席したテオ・チーヒエン副首相は「人民元決済銀行の設置は、中国が人民元を国際通貨化させる上でも、アジア域内での人民元投資を活発化させる上でも貢献することができる」と語った。

ストレーツ・タイムズによると、今回の合意により、シンガポールは金融サービスや人民元建て外貨取引の市場としての存在感を高めることができる。世界の金融市場は香港に次ぐ第2のオフショア決済市場を狙っており、英系ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)のアナリストは「日本と英国も中国政府に対して人民元の決済市場誘致に向けて働きかけていたはずだ」と話す。

CSFTAは2008年9月に締結し、09年1月に発効。中国がアジアの国と結んだ初の包括的二国間FTAとなっている。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済政治

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