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来年の最低賃金、月200ドルで6ドル上げ

カンボジアのイット・サムヘン労相は21日、2023年1月から適用される縫製産業などの最低賃金が月200米ドル(約2万9,000円)に決まったと報告した。今年の194米ドルから6米ドル(3.1%)の引き上げとなる。22日付地元各紙が伝えた。

政府と労使の3者で構成する国家最低賃金委員会(NCMW)は21日に実施した投票で来年の最低賃金を198米ドルと定めたが、フン・セン首相が今年と同様に2米ドルの上乗せを決定。最終的に縫製、履物、旅行用品産業に適用される来年の最低賃金を200米ドルとした。試用期間中は同198米ドルになる。

NCMWの投票には委員51人が参加。◇雇用者が提示した198米ドル◇労働組合側が提示した206米ドル◇同210米ドル◇同213米ドル――の4案に関して投票を行ったところ、過半数が「198米ドル」を支持。最高額の「213米ドル」の得票数は5票にとどまったという。

イット・サムヘン労相はまた、労働者には引き続き◇月7米ドルの住宅・交通費手当◇同10米ドルの常勤手当◇残業時の食費手当(1日当たり0.5米ドル)――などが支給されると説明。結果的に労働者が受け取る賃金は平均で月217~228米ドルになるとの見方を示した。

労働者からは「賃上げ幅が生活費の上昇に追いついていない」との声も出ているが、労働者運動集団連盟(CUMW)のパブ・シナ会長は「労働者の要求に見合った結果ではないが、投票での多数決は受け入れなければならない」とコメントした。


関連国・地域: カンボジア
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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