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三井不、年内にサービスアパート4軒を開業

三井不動産は8日、2020年に開始したタイにおけるサービスアパートメント(SA)事業について、今年中に4物件を開業させると発表した。当初は20~21年の順次開業を計画していたが、新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、開業時期を変更。今年に入りタイ政府による入国制限の緩和など、経済活動の本格的な再活性化を機会と捉え、年内の順次開業を決定した。

サービスアパートメント「アスコット・トンロー・バンコク」の専有部分(三井不動産提供)

サービスアパートメント「アスコット・トンロー・バンコク」の専有部分(三井不動産提供)

今月15日の「アスコット・トンロー・バンコク」(41階建て、451室)を皮切りに、8月に「アスコット・エンバシー・サトーン・バンコク」(37階建て、393室)、9月に「ライフ・スクンビット8・バンコク」(8階建て、196室)をいずれも首都バンコクで開業。10月には東部チョンブリ県のリゾート地パタヤに「サマセット・パタヤ」(24階建て、324室)の開業を計画している。いずれもビジネス、旅行客利用の需要を見込むが、パタヤの物件は特に短期滞在の旅行需要が多いとみている。

利用者の1~5割が日本人が占めると想定。日本語での対応が可能な日本人対応窓口を設置するなど、駐在員や出張者、旅行者に対するサービス拡充を検討している。運営はいずれもシンガポール政府系不動産開発会社キャピタランド傘下のアスコットに委託する。

三井不動産は20年、現地法人のタイ三井不動産ディベロップメントと地場の住宅開発大手アナンダ・デベロップメントとの共同により、タイでのSA事業を開始。同年12月に第1号案件として、「サマセット・ラマ9・バンコク」(35階建て、445室)を開業した。

三井不動産の広報担当者は、NNAに「タイは東南アジア諸国連合(ASEAN)のハブに位置し、多数の海外企業が進出しているとともに、世界有数の観光大国でもある。SAのニーズは非常に高いと認識している」と説明。来年以降もエリアや物件を選別しながら、積極的に投資を行っていくとした。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 建設・不動産

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