JR東日本など日本の鉄道10社が出資するコンサルティング会社、日本コンサルタンツ(東京都千代田区)は14日、インドの西部ムンバイとグジャラート州アーメダバードを結ぶ「ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道(MAHSR)」事業を巡り、インドの国家高速鉄道公社(NHSRCL)から、施工段階の土木設計に関するアドバイザリー業務を受注したと発表した。
日本コンサルタンツによると、同業の日本工営(東京都千代田区)、オリエンタルコンサルタンツグローバル(東京都新宿区)を含めた3社でつくる共同企業体ジャパン・インターナショナル・コンサルタンツ・コンソーシアムとして受注し、3日に契約を結んだ。受注額は約8億円で、契約期間は1年。NHSRCLの意向次第で契約を延長する可能性もある。
NHSRCLは当初、インドのコンサル会社と施工管理業務に関する契約を結んでいたが、施工段階で生じた問題や現地の状況に応じた設計変更に十分対応できず、今回の追加契約を決めたという。
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