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特定技能、ベトナム人が6割

入国規制で技能実習から移行進む

外国人の就労拡大のための在留資格「特定技能」で日本に滞在するベトナム人が3月末時点で4万人を超え、全体の63%を占めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止規制の強化で新たな入国が困難になる中、条件付きで在留資格変更が認められる「技能実習生」からの移行が増えた。技能実習生は今もベトナム出身者が6割を占めているが、労働集約型とされる「特定技能」資格の職場でもベトナム人の存在感が高まっている。