現在住んでいる集合住宅の契約更新が来月に迫り、不動産業者から家賃の値上げを通知された。ニューサウスウェールズ州では、今年第1四半期(1~3月)の集合住宅の平均賃料が、前年同期比約28%上昇。値上げは仕方ないかもしれないが、生活の厳しさを痛感した。
ブリスベン在住の友人は、ブリスベンでも賃料は上昇し、望ましい賃貸住宅を見つけることが困難なため、ワーキングホリデービザ(査証)保持者の中には、より安価なバックパッカー向け宿泊施設で生活している人もいると話していた。
オーストラリアの学生は、家賃などの生活費が高く、実家を離れて自立したくてもできない状況だという。スタグフレーションに直面しており、家を出るのも無理、家を持つのも無理という悲しい現実だ。オーストラリアでは9年ぶりに政権が交代。住宅事情の改善に期待する。(弥生)
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