毎週土曜日の朝にファーマーズマーケットの会場となるシドニーのキャリッジワークスで先週、オーストラリア・ファッションウイークが開催された。野菜や乳製品、きのこなどを売る屋台が並ぶ鉄道車両工場の跡地は一転、モデルのランウエーに様変わりした。
今年のファッションウイークでは、地場仮想通貨企業BCTマーケッツが、デザイナーと提携し、ファッションの非代替性トークン(NFT)が仮想通貨で購入可能なサービスを展開。モデルがランウエーで着ていたドレスがアバター形式でバーチャルに登場し、消費者がそれを買える仕組みだ。
今やファッションも仮想現実で、今回の主要スポンサーも「即購入、後払い(BNPL)」サービス最大手アフターペイ。ファッション業界にも、テクノロジーがますます入り込んでいるようだ。(弥生)
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