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APEC革新・貿易会議開催、経産省主導で

「APECイノベーションと貿易会議」が日本の経済産業省の主導で4~5日に開催された。アジア太平洋経済協力会議(APEC)の枠組みの中で、貿易促進がイノベーションに与える影響についての会議が開催されるのは初めて。APEC加盟国からの参加者らが経済成長をけん引するための政策について議論を交わした。

カジノ総合リゾート(IR)マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)で開催された同会議は、昨年11月のAPEC首脳会議で、実効的、無差別的、市場主導型のイノベーション政策の推進が提唱されたことを受けたもので、加盟各国・地域の貿易政策担当者や主要企業、ベンチャー企業、研究機関、ベンチャーキャピタルなどの約200人が参加した。貿易や投資などを通じて海外の事業モデルや技術を吸収・活用していくことが狙い。

ベンチャー企業からは、アジアで人気の衣料ブランド「サティスファクションギャランティード(sg)」の佐藤俊介最高経営責任者(CEO)がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を活用した事業展開について講演を行った。

同CEOはアジア市場での事業戦略について、「新興企業は資金面の関係から海外市場への参入が難しい。この問題を克服するために世界一の登録者数を誇るSNSサイト『フェイスブック』を利用し、知名度の向上を図った」と述べ、日本から世界的なブランドを生み出していく上でインターネットを最大限に利用することの利点について説明した。

同社のフェイスブック上のファンページには、140万人が登録しており、高級服飾ブランドであるイタリアのヴェルサーチや仏イブ・サンローランなどのファンページ登録者数を超えているという。

今回の会議の成果は、今年6月のAPEC貿易相会合で報告されるほか、9月にロシア・ウラジオストクで開催予定のAPEC首脳・閣僚会議でも議論される。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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