地場格安航空(LCC)ゼスト・エアはこのほど、マニラと中国の福建省晋江市を結ぶ便の運航を開始した。中国本土への乗り入れは、上海に続き2カ所目となる。
運航スケジュールは、月・木・土曜日の週3便。往路は午前9時10分マニラ発、同11時30分晋江着、復路は午後2時晋江発、同4時20分マニラ着となっている。同路線では、180席の客席を備えたエアバス「A320」を使用。マニラでは、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)第3ターミナルに発着する。
ゼスト・エアは、2008年の設立。10年に国際線の運航を開始した。現在、マニラ~晋江便のほか、マニラとセブ、カリボを拠点に上海、韓国の仁川、釜山、台湾の台北に乗り入れている。
アルフレド・ヤオ社長兼最高経営責任者(CEO)によると、年内にマレーシアのクアラルンプールとシンガポールへの乗り入れを目指すほか、マニラと上海、仁川を結ぶ路線で増便を計画しているという。さらに、同社長は、マニラ~香港便の運航を再開したい考えを示している。
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