「値上がりしたんだ。悪いね」。先月、行きつけのギョーザチェーン店で会計時に店員からこう言われた。よく見るようになった値上がりに関するニュース。一部の飲食店などでじわじわ値段が上がっているのを実感する。
懸念していたのは輸入品のコンタクトレンズ。近所の地元住民しか利用しないような小さな眼鏡店で2年近く購入している。
先ごろ訪れたところ、いつもは店主が対応してくれるが、この日は店主の奥さんらしき人が出てきた。彼女が「これ1,050台湾元(約4,300円)だよね?」と店の奥に声をかけると、店主が出てきて「1,000元でいい」と言う。これまで言い値で買っていたが、知らないうちにまけてくれていたのだろうか。
電子商取引(EC)サイトでの大量購入の方が安いのではないか――と考えていたところだった。台湾にいる間はこの店の常連継続だ。(晶)
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