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外出制限、年末まで延長

警戒レベル2、変異株で慎重姿勢

フィリピン政府は15日、新型コロナウイルス対策で実施している外出・移動制限の現行措置を31日まで延長すると発表した。5段階で4番目に厳しい「警戒レベル2」を全国で続ける。国内の感染者は1日当たり300人を下回っているものの、新たな変異株「オミクロン株」に対する情報が少ないため緩和には慎重な姿勢を示した。年末年始で市民の移動が増えることも懸念材料になっている。