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軍トップ、ASEAN総司令官会合に参加か

ミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官が、2022年3月にカンボジアで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)総司令官会合への出席に向けてカンボジア軍と調整を進めていることが分かった。ミンアウンフライン氏は、21年10月に開催されたASEAN首脳会議に政府代表として出席することを拒否されている。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが9日伝えた。

ミンアウンフライン氏は8日、カンボジア軍のボン・ピセン総司令官とビデオ会議で会談。22年3月に開催が予定される総司令官会合や関連会合に、同氏やミャンマー国軍幹部が出席できるよう話し合いが行われたもようだ。カンボジアは22年のASEAN議長国を務める。

国営紙は、総司令官会合が対面方式で開催されるかについて言及していないが、両氏は要人や軍隊間での親善訪問についても話し合ったとしている。

■「一部加盟国がASEAN憲章違反」

総司令官会合への招待に向けた動きは、ミャンマーのASEAN首脳会議への復帰に向けた布石となる可能性がある。10月の首脳会議ではミャンマー国軍が国家の代表と位置づけるミンアウンフライン氏の参加が認められず、ミャンマーは会議をボイコットした。

国軍は、ミンアウンフライン氏が首脳会議から排除されたことを「内政不干渉の原則や、コンセンサスによる意思決定を定めているASEAN憲章に違反している」と批判している。

8日の会談では「加盟国の一部がASEAN憲章に違反していることの影響」も議題に上り、憲章順守の必要性について話し合われた。ミンアウンフライン氏の首脳会議出席に強く反対したマレーシアなどを念頭に置いているとみられる。

カンボジアのフン・セン首相は6日、「ASEAN憲章では、加盟国に他の加盟国を排除する権利はない」と述べており、ミンアウンフライン氏には首脳会議に出席する権利があるとの考えを示唆している。

フン・セン首相は7日、ミャンマー国軍から外相に任命されたワナマウンルウィン氏とプノンペンで会談。22年1月7~8日にはミャンマーを訪問する意向を示しているとされ、混迷するミャンマー情勢の打開に取り組む意欲をみせている。


関連国・地域: ミャンマーカンボジア
関連業種: 政治

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