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豪3年国債の利回り急上昇、NZインフレで

オーストラリアの3年物国債先物の利回りが、世界的にインフレ率上昇の懸念が高まっている影響で急上昇している。18日にはニュージーランド(NZ)でインフレ率が急速に伸びたことが発表され、追い打ちをかけた形だ。市場では、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)が向こう数日で現行のイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)の下で利回り上昇抑制に動くとの見方が強い。

3年物国債の利回りは19日、0.17%まで上昇した。RBAの利回り目標0.1%を大きく上回る水準となっている。

RBAが同日に公表した議事録では、国債買い入れによる介入については言及されなかった。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、RBAが介入しなかった場合は、RBAがインフレの脅威を認識し、政策金利の利上げ時期など政策指針が根本的に見直されているという市場へのメッセージになると説明。ただ、介入しない可能性は低いとしている。

一方NZでは、今年第3四半期(7~9月)の消費者物価指数(CPI)が年率で4.9%となり、投資家に対しインフレがほとんど制御できない状態になっているという不安を与えていた。

オーストラリアのインフレ見通しはNZに比べてはるかに穏やかだが、NZでのインフレ率上昇により、世界的なインフレ圧力の高まりが2022年まで継続する可能性があるという懸念が強まっている。


関連国・地域: オーストラリアニュージーランド
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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