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中国投資、シドニーオフィスビル権益の取得中止

中国政府系ファンドの中国投資(CIC)は、シドニー中央商業地区(CBD)のオフィスビル「グロブナー・プレース」の権益50%を追加取得する計画を撤回するとともに、保有する権益25%の放出も検討しているとみられている。背景にはオーストラリアと中国の関係悪化があるもよう。地元各紙が伝えた。

44階建てのグロブナー・プレースは1988年に建設され、シドニーで最も有名なオフィスのランドマークの1つ。同オフィスビルの権益25%を保有するCICは昨年9月、不動産投資会社デクサス・プロパティー・グループからグロブナー・プレースの権益50%を9億2,500万豪ドル(約784億円)で追加取得することで合意。今年7月には外国投資審査委員会(FIRB)がCICによる権益の追加取得を承認しており、年内に取得契約を完了する見通しだった。

だが、市場筋によれば、CICは方針を転換し、権益50%の追加取得を進めない考えとみられる。CICが追加取得を中止した場合、米投資ファンドのブラックストーン・グループが名乗りを上げるという見方が強まっている。ブラックストーンは、CICが保有する権益25%の取得も目指しているとされる。

グロブナー・プレースの残りの権益25%は、コモンウェルス・スーパーアニュエーション・コーポレーションが保有している。


関連国・地域: 中国オーストラリア
関連業種: 建設・不動産政治

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