四輪販売ＭＰＭ、中古車販売サイトを開設

インドネシアで四輪・二輪車の販売・金融事業を手掛けるミトラ・ピナスティカ・ムスティカ（ＭＰＭ）は22日、中古車販売プラットフォーム「ＯｔｏＤｅａｌｓ」を発表した。中古車購入希望者のニーズに合った車を提案するデジタル機能を取り入れた。

消費者のニーズや利用目的、所得水準に応じた車種を提案するロボットアドバイス機能「Ｏｔｏｂｏ」を導入した。試乗予約や、価格交渉がオンラインでできるだけでなく、購入後は車が自宅まで配送されるため、家にいながら中古車を購入・受け取りまでできる。

ＭＰＭは声明で「新型コロナウイルス流行下で、車の所有を希望する多くの人が価格の安い中古車を選ぶ傾向がある」と説明し、中古車市場は今後も成長が見込まれるとの見通しを示した。

ＭＰＭのヌルファディラ・マーケティングシニアマネジャーは「インドネシア国民の自動車所有台数は、人口1,000人当たり99台と、東南アジア諸国でまだ低い水準にある」と指摘。「手軽さとロボットアドバイスサービスで、（今後成長する）自動車購入需要を支えていきたい」と述べた。

中古車販売プラットフォーム「ＯｔｏＤｅａｌｓ」の公式ホームページ