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今年の豪M&A、経済復興で過去最高見込み

オーストラリアでは今年、企業のM&A(合併・買収)が過去最高水準となる見込みだ。新型コロナウイルスの感染流行からの経済のV字回復を背景に、プライベートエクイティー(PE)各社の活動は活発化しており、この勢いは来年も続くとの見方が多いようだ。オーストラリアンが伝えた。

米金融情報会社リフィニティブの調べによると、6月11日時点で実施、または発表されている、国内企業が関連するM&A取引総額は937億米ドル(約10兆3,290億円)と、年初来では過去最高となっている。新型コロナ渦中の昨年同期は205億米ドル、世界金融危機前のピークである2007年同期は821億米ドルだった。

市場では、現在の取引水準が続けば、今年は07年に記録した1,966億米ドルを上回るとの向きが多い。

今年年初来では、カジノ大手クラウン・リゾーツや建材最大手ボラル、通信会社ボーカス(Vocus)・コミュニケーションズなどへの買収案が取引額で上位を占めた。

金融クレディ・スイスのリステブスキー氏は、通常年後半は前半を上回るとし、PEや投資各社の活動は増え、資産売却を検討する上場企業も増えていると指摘。金融シティのカーテル氏は、企業は新型コロナ不安から脱却しより野心的な戦略を掲げているとし、今年のM&Aは記録的となるがさらに来年も記録を更新するとの見方を示している。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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