• 印刷する

ワクチン接種の義務化は撤回、外国人家政婦

香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は11日、外国人家政婦に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けるとしていた政府方針を撤回すると発表した。同政策に対しては、家政婦の主な出身地の一つであるフィリピンの政府などが「差別的だ」と反発していた。

林鄭氏は、今回の決定に先立ち、労働・福祉局の羅致光局長がインドネシア、フィリピンの総領事と面会し、ワクチン接種の義務化に対する意見を求めたことを明らかにした。林鄭氏は「各国の状況や当事者らの反応、社会の意見、法律の問題などを考慮」して撤回を決めたと説明した。

一方で林鄭氏は、全ての外国人家政婦に対し、30日までにPCR検査を再度受けるよう義務付ける方針を併せて発表した。感染力が強くワクチンの効果を下げるといわれる変異株の域内感染を予防する目的。外国人家政婦らには先月末にもPCR検査が義務付けられ、今月9日までにほとんどの家政婦が従ったばかりだった。

香港には現在、37万~38万人の外国人家政婦がいる。政府がワクチン接種の義務化や全員へのPCR検査実施へ動いたのは、先月にフィリピン人家政婦が変異株に感染する事例が相次いだため。外国人家政婦には休日に仲間同士で公園などに集まって過ごす習慣があるとして、勤務先の家庭だけでなく他の家庭にも感染が拡大することを警戒している。


関連国・地域: 香港インドネシアフィリピン
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

3~5月の失業率6.0% 改善顕著、1年ぶり低水準(06/18)

新規感染ゼロ、4日ぶり=累計1万1881人(06/18)

ワクチン健康被害で補償実施、政府が初公表(06/18)

コロナ検出のワニ肉、購入者の家庭で付着(06/18)

取引所新CEO初ブログ、香港の前途に自信(06/18)

反発、スマホ・自動車株が上昇=香港株式(06/18)

デジタル香港ドル、実現可能性に注目集まる(06/18)

カジノ王の末息子、富裕層ビジネスに参入(06/18)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン