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豪人の国内休暇支出、経済75億$押し上げ

オーストラリアで昨年第4四半期(10~12月)に、国民が国内での休暇に多額を支出したことで、国内総生産(GDP)の約1.5%に相当する75億豪ドル(約6,254億円)の経済成長が見られたことが、財務省の新しい分析資料で明らかになった。新型コロナウイルスの感染流行を背景とする国境封鎖による悪影響を相殺していることが示された。13日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

フライデンバーグ財務相は、「オーストラリア人の海外旅行時の支出額は一般的に、オーストラリアに来る外国人旅行者の支出を上回っている。海外旅行ができない今、国民が国内での休暇に支出を回しているため、国境封鎖による観光収入の落ち込みを相殺できている」と説明。遅れが生じているワクチン接種について、「国民を守る上で重要なことに変わりはないが、接種の時期に遅れが生じたからといって経済回復の勢いをそぐことはない」と自信を示した。

再び堅調な経済回復が示されたことで、政府予算の見通しについて楽観的な見方が出ている。政府は本年度の赤字額を1,977億豪ドルと見込んでいるが、ドイツ銀のエコノミストは、さらにキャッシュフローが改善すれば、赤字額が半分に縮小しても驚きではないと指摘。連邦予算が2025/26年度までに収支均衡に戻る可能性があるとの見方を示した。

ただ、会計大手デロイト傘下のシンクタンク、デロイト・アクセス・エコノミクス(DAE)のパートナーであるリチャードソン氏は、ドイツ銀の予測は楽観的すぎるとし、「給与の伸び悩みや人口増加率の低下、多額の政府負債などは当面続くとみられ、予算の黒字転換の阻害要因になる」と指摘した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 観光マクロ・統計・その他経済

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