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接種後に50代女性が死亡、因果関係議論へ

香港政府衛生署は6日、新型コロナウイルスワクチンを接種した55歳の女性が、脳卒中で死亡したと発表した。接種後の死亡報告は2例目で、ワクチンの臨床評価を行う専門委員会は週明け8日に会議を開き、死亡との因果関係の有無について議論する。7日付星島日報などが伝えた。

衛生署衛生防護センター(CHP)の林文健(ロナルド・ラム)総監は記者会見で、女性が接種したのは中国製薬大手、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンで、3月2日に九龍地区・佐敦(ジョーダン)の官涌体育館で1回目の接種を受けたと説明。接種から3日後に脳卒中が発症し、病院に搬送後治療を受けたが、翌6日未明に死亡が確認されたと話した。女性には高血圧、高脂肪症などの持病があったとし、「接種との関係はまだ確定できない」と語った。

林氏はまた、死者の脳の血管に血栓ができていたと指摘した上で、解剖により死因を確かめる検視を行うほか、医院管理局(HA)から死因を検視官に提出する予定だと話した。

死亡1例目の報告から1週間もたたず接種者の死亡が伝えられたことを受け、政府のワクチン接種計画に変更はないかとの質問には「地域接種センター(として利用している施設)は基準に沿って運営している」と強調。「死者2人の接種と死亡との因果関係は(検視官の判断が残されており)依然として不確定だ」と述べた。

一方、同専門委の取りまとめ役を務める孔繁毅(アイバン・ホン)医師も、ワクチン接種が脳卒中を引き起こしたという関連データはないと指摘し、「今回の事例と接種は無関係だとみている」と語った。

衛生署は今月2日、シノバック製ワクチンを接種した63歳の男性が死亡したと発表。その後の臨床評価で、初期解剖データに基づき「直接の因果関係はない」と結論付けた。この男性も、今回死亡が報告された55歳の女性と同じ官涌体育館で接種を受けていた。


関連国・地域: 香港
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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