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政変前に「権威ある人」へ私信、軍政が弁明

ミャンマー外務省は2月28日、国軍によるクーデターに対する国際的批判への反論をあらためて発表した。外務省によれば、2020年11月の総選挙での投票不正問題について、国軍は当時の国民民主連盟(NLD)政権の「権威ある人」に私信を送り、対応を求めた。しかし、返答を得られなかったため、政権を奪取せざるを得なかったという。権威ある人の具体名は明示されていないが、NLD党首のアウン・サン・スー・チー氏を指す可能性もある。