コロナ禍で巣ごもり消費が増える中、好調な実店舗の小売業態はいくつかある。食料など生活必需品を取り扱うスーパーマーケットはその典型だろう。地元スーパー大手の昨年の決算がこのほど公表されたが、予想通り大幅な増収増益だった。
昨年2月からの新型コロナの感染拡大に始まり、4月から約2カ月間の厳しい外出制限で上半期(1~6月)が特に好調。その後も高水準の収益を上げたという。結果として通年の売上高は41%増。増員や感染対策で経費も拡大したが、純利益は84%増となった。一部メディアによると、副店長以上の幹部は最大16カ月分近くのボーナスが支給されたというから驚きだ。
わが家もこのスーパーへ通う回数が多くなっている。コロナ下でも、安くて新鮮な食料品を供給してくれるため重宝している。暗い話題が多い中での景気の良いニュースは歓迎したい。(樹)
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