ミャンマー・ホテル・観光省によると、2020年にミャンマーを訪問した外国人観光客が前年から約75%減少した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた。ミャンマー・タイムズ(電子版)が20日伝えた。
ティン・ラット副ホテル・観光相が、先に開催された国家観光開発中央委員会の会合で明らかにした。19年実績の430万人超から、およそ100万人に減ったことになる。
同氏はまた、海外からの観光客の受け入れの見通しに触れ、「早くても9~10月になるだろう」との見方を示した。
ミャンマー政府は当初、20年に500万人の外国人観光客を誘致できると見込んでいたが、新型コロナの影響で実現しなかった。外国人観光客の減少は観光関連事業に打撃を与え、飲食店や旅行会社、送迎サービス業、土産店などの売上高は前年比75%減少した。
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