シンガポール航空(SIA)は19日、航空会社の評価を手掛ける米国のNPO、APEXから、航空業務の衛生安全基準で最上級「ダイヤモンド」の認定を受けたと発表した。アジアの航空会社ではSIAだけだった。
APEXは、航空関連の米マーケティング会社シンプリーフライングと共同で、航空会社の機内サービスや地上業務など10項目の衛生安全対策を評価。コロナ下でも安心して利用できる最上級の「ダイヤモンド」として、SIAを含む世界の航空会社9社を認定した。
SIAは、搭乗前の乗客の健康チェックや客室乗務員のマスク、ゴーグル、手袋着用のほか、デジタル技術を活用した非接触型のモバイル・チェックインサービス、機内サービスなどが評価された。
SIAの顧客体験部門バイスプレジデント、ヨー・ピーテイク氏は「ダイヤモンド認定を受けたことで、当社が全業務・サービスで乗客の安心・安全を確保できることを知ってもらえる」と述べた。
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