北京の友人によると、最近は市外から入ってくる人がめっきり減ったような気がするそうだ。北京への通勤圏都市である河北省廊坊市で感染者が確認され、すぐさまロックダウンが実施されたこともあるだろう。首都防衛の動きはいつもながら素早い。
北京ではどんな小さな店でも「健康コード」の提示を求められ、出入りがいっそう厳格になっているとのこと。知り合いが所属する北京の大学でも閉鎖式管理が取られ、不要不急の学外への外出を禁じる措置が取られているという。
今年は各地でも帰郷せず勤務地で春節連休を過ごすよう呼び掛けられている。帰郷しなければお年玉やスマホの容量が無料でもらえるところもあるそうだ。あの手この手で帰省を思いとどまるよう働きかけているようだが、果たして効果はいかほどか。心置きなく家族のもとに帰れる日が早く来ますように。(優)
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