キャセイの赤字急拡大へ、通年200億$超か
香港の航空最大手、キャセイパシフィック航空(国泰航空)は16日、2020年下半期(7~12月)の純損益が上半期(1~6月)を大幅に上回る赤字になる見通しだと発表した。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で旅客需要の回復が予想以上に遅れているほか、人員削減などに伴う一時的なリストラ費用がかさむため。業界アナリストは、20年通年の純損失が二百数十億HKドルに膨らむと予想している。
香港の航空最大手、キャセイパシフィック航空(国泰航空)は16日、2020年下半期(7~12月)の純損益が上半期(1~6月)を大幅に上回る赤字になる見通しだと発表した。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で旅客需要の回復が予想以上に遅れているほか、人員削減などに伴う一時的なリストラ費用がかさむため。業界アナリストは、20年通年の純損失が二百数十億HKドルに膨らむと予想している。