ロングステイ財団(東京都千代田区)が発表した2019年版の「ロングステイに関する意識調査」で、マレーシアは日本人が長期滞在(ロングステイ)を希望する国・地域として14年連続で1位となった。
同財団の担当者は3日、NNAに対し、「長期滞在の日本人が多い点や治安の良さ、生活面での利便性などが好まれている」と説明した。近年は、定年退職後の移住のみならず、インターナショナルスクールへの入学を目的とした子育て世代の移住も増えているという。
長期滞在希望先の2位はタイ、3位は米ハワイだった。今回の調査ではベトナムが8位となり、初めてトップ10にランクインした。上位10カ国中6カ国が東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国で、移住先としての東南アジアの存在感が高まっている。
同調査は、19年1~12月に同財団主催のセミナーやイベントに参加した7,208人を対象に実施。有効回答数は1,097件だった。
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