今年は災難続きで、これまでの人生で最も苦しい年といえる。オーストラリアの大規模な森林火災をはじめ、世界各地で自然災害が発生。それに追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの感染が広がり、多くの人々が自らの命や大切な人、仕事を失った。著名人の訃報も相次いでいる。
タイでも北部の山火事や大気汚染に始まり、東北部で起きた兵士による銃乱射事件、新型コロナの流行、と暗い出来事が続いている。しかし、このような出来事は、国が変化を遂げるきっかけともなり得る。バンコクで連日行われている反体制デモへの参加者が望んでいるのは、この「変化」だ。
あすから12月。あさって2日には、プラユット首相が退役後も軍の住宅に住み続けていることについて憲法裁判所が判断を下す予定で、目が離せない。今年最後の月ぐらいは明るいニュースで締めくくりたいものだ。(ワ)
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