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豪企業、評価損巨額の320億$も業績は楽観

オーストラリアの大手トップ200社が、年初から6月までの間に行った減損処理の総額が、320億豪ドル(約2兆4,172億円)に上ったことが分かった。ほとんどが新型コロナウイルスの流行による経済打撃の影響を受けたもの。一方経営者らは事業運営のデジタル化を加速しており、今後3年間は低水準ながらも成長が続くとして、比較的楽観的な姿勢を維持している。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)が伝えた。

直近では、地銀大手のクイーンズランド銀行(BoQ)が29日に1億7,500万豪ドルの貸倒引当金を計上。4大銀行の減損処理総額はこれまでに120億豪ドルに上っている。

不動産業界も打撃が大きく、ショッピングセンターのウエストフィールドを運営するセンター・グループと不動産投資会社GPTグループ、ショッピングセンター管理ビシニティー・センターズは、合計で100億豪ドル以上の評価損を計上した。

カンタス航空は、単体で14億豪ドルの評価損を計上している。

一方会計大手EYの調査によると、大手企業は今年3~8月にかけて総額で265億豪ドルの資金調達を実施しており、規模は前年同期と同水準だという。そのため、業績を再度成長軌道に乗せるため、良好な立ち位置にあるようだ。

■豪CEO、業績成長に自信

会計大手KPMGが国内企業の最高経営責任者(CEO)に対して行った調査では、74%が今後3年間の業績展望に対し「自信がある」と回答し、世界のCEOの回答67%を上回った。オーストラリアンが報じた。

今後3年間の業績成長が0~2.5%と予測したCEOの割合は50%を超えた。一方、業績横ばいもしくは赤字転落の予測は16%だった。

事業運営のデジタル化については、38%が何年にもわたり改革を進めていると回答。さらに90%が、今年は国際的なサプライチェーン(調達・供給網)への関わり方を再考していると回答した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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