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ヘルステックで地場との協業支援、ジェトロ

日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール事務所は11日、マレーシア・デジタル経済公社(MDEC)と共同で、「日マレーシア・デジタル・トランスフォーメーション・オンラインセミナー」を開催した。地場企業2社の関係者がそれぞれ登壇し、ヘルステック(ITを活用した医療サービス)を提供する地場企業と日本企業との連携・事業拡大の可能性について解説した。

6月と7月に続き3回目となる今回は、「マレーシアのヘルステック市場の最新動向を探る」がテーマ。

医療情報技術システムの開発を手掛けるハティ・インターナショナルのノラザ・モハメド・ラザリ取締役は、安価な公的医療が充実し、医療観光の振興を目指すマレーシアでは、全体的な医療水準は高いとした上で、▽メンタルヘルスケアを含めた包括的医療の提供▽肥満対策など市民の健康意識向上やライフスタイルの変革▽医療のデジタル化――が課題と指摘。同社によると、国内の政府系診療所のうち、病院情報システムを導入しているのはわずか15.2%にとどまる。

ハティ・インターナショナルは、地場医療機関の電子化を推進する電子医療記録と在宅医療を連結させるソリューションや病院向け経営分析システムを提供しており、タイやシンガポール、香港での地場企業との事業経験もある。日本企業とも、ヘルスケア分野での課題を解決するサービスの共同開発や、異業種を巻き込んだ産業エコシステム(ビジネス生態系)の確立、国をまたいだ市場開発などでの協業の可能性を示した。

一方、クラウド上での電子カルテや病院情報システム管理サービスを提供するストラテック(Strateq)は、病院情報システムなどを紹介した。

同社は地場IT業界で30年以上の業歴を持ち、19年前にマレーシア国内で初めて病院情報システムの提供を開始した。同社システムは公立・民間合わせて26病院(計5,000床)で導入済みで、市場シェアは約15%。米国市場にも進出している。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: 医療・医薬品IT・通信マクロ・統計・その他経済

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