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ANAが羽田―松山線再開、コロナ後初

ANAが羽田―台北(松山)線の運航を再開した。ビジネス利用などの需要に応える=3日、台北(NNA撮影)

ANAが羽田―台北(松山)線の運航を再開した。ビジネス利用などの需要に応える=3日、台北(NNA撮影)

全日本空輸(ANA)は3日、羽田―台北(松山)線の運航を再開した。台北松山空港では新型コロナウイルス拡大後初の日本線の運航となった。

便名は「NH851/852」で、月曜・金曜日の週2往復便。8月31日までのスケジュールとなる。同便は5月9日から運休していた。

全日本空輸台湾分公司の満田栄一郎総経理は、「日台間の渡航制限緩和を見越し、運航再開を決めた」と説明。日本の感染第2波など気になる点はあるが、ビジネスなどで利用が必要な人は依然いることから、運航を再開して需要に応えると話した。

3日の松山発羽田行きの乗客は90人弱。従来の半分以下だが、数人規模だった運休直前よりは増えた。

ANAは運航再開に当たり、防疫対策を強化。乗客にはマスクやフェースシールドの着用、検温、手指の消毒、手荷物の簡略化などを求める。

機内は消毒と除菌を徹底する。機内清掃の手順を従来から増やし、乗客が手を触れる部分のアルコール消毒を行う。

機内食は食事や飲み物にふたを付け、提供する客室乗務員が手袋を着用するなどの措置を取った上で提供する。機内食の提供を停止する航空会社も多い中、強みであるサービス面は維持する考え。

■機内の感染リスク「低い」

ANAの担当者は、国際航空運送協会(IATA)が発表したリポートを基に、「機内はそもそも、感染リスクが低いとされている」と説明した。

IATAのリポートによると、航空機は◇乗客が前を向いて着席する◇空気の流速が速い◇高レベルの外気循環を利用する――などの点が他の公共交通機関と異なり、飛沫(ひまつ)による感染が増えない理由。航空機内の感染リスクは特別な対策がなくても低いという。

ANAの機内では、空気を高性能フィルターでろ過して客室に供給する。機内の空気は天井から床下へと流れ続け停留しない仕組みで、約3分で機内の空気が全て入れ替わる。これらはIATA推奨のバイオセキュリティー対策に準拠する。


関連国・地域: 台湾日本
関連業種: 運輸社会・事件

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