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大林の豪JV、アトラシアンビル設計技術協力

オーストラリアの地場建設会社ビルトはこのほど、大林組と共同事業体「BOJV」を組み、ソフトウエア開発企業アトラシアン(Atlassian)がニューサウスウェールズ州シドニーのセントラル駅周辺で計画する本社ビルの建設について、施工の実施を前提として設計への技術協力を行う「アーリー・コントラクター・インボルブメント(ECI)」契約を結んだと発表した。ビルは来年着工予定で、2025年に完成が予定されている。【NNA豪州編集部】

BOJVは、米ニューヨークの建築事務所SHoPや地場の同業BVN、アトラシアンの設計開発チームなどと共同で設計や建設計画、建設方法を開発していく。

大林組の広報担当者は、アトラシアンの高層ビル建設受注についてコメントを差し控えるとした。

ビルトが発表した声明の中で、大林組はBOJVを通じてパラマタでの3件の事業に続き、アトラシアンのシドニー本社の開発と設計について、一緒に事業ができることを歓迎するとした。

BOJVは、複合開発計画「パラマタ・スクエア」で、不動産開発大手ウォーカー・コーポレーションから、2017年にオフィスビル2棟の建設を受注。19年5月には同開発計画のオフィスビル「タワー6」と「タワー8」の建設も契約し、順調に事業を拡大している。

■世界最高層の木質ハイブリッドビルに

ビルトのブレット・メイソン最高経営責任者(CEO)は、競争入札でBOJVが落札したECI契約について、アトラシアンが世界初の設計事業などの機会を与えてくれたことを感謝するとしている。

BOJVがECIの契約を結んだアトラシアンの本社ビルは、40階建てで高さは180メートル。建材にクロス・ラミネーティッド・ティンバー(CLT)を使用することでコンクリートと鉄筋の使用を抑える予定。木質ハイブリッド構造の商業ビルとしては世界最高となる見込みだ。

高層ビルは完成後、アトラシアンの本社として最大4,000人の社員が勤務。YHA(ユースホステル協会)のホステルも入居する。

ビルトによると、ビルは地元経済に約10億豪ドル(約760億円)の経済効果をもたらし、建設中に2,500人の雇用を創出すると予測されている。


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: 建設・不動産IT・通信マクロ・統計・その他経済

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