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台湾企業、音響製品の新工場を西ジャワに

台湾音響製品大手の美隆工業は21日、インドネシアの西ジャワ州スバン県で新工場に着工した。インドネシア投資調整庁(BKPM)によると、投資額は9,000万米ドル(約97億円)。美隆工業はジョコ・ウィドド大統領が先に表明した、インドネシアに移転を計画しているとされる外国企業7社の1社。政府は外国企業による投資が、新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する景気の回復と、輸出の拡大につながると期待している。

美隆工業の新工場の着工式に出席したBKPMのバフリル長官(中央)ら関係者(BKPM提供)

美隆工業の新工場の着工式に出席したBKPMのバフリル長官(中央)ら関係者(BKPM提供)

美隆工業の現地法人メイルーン・テクノロジー・インドネシアが同日、着工式を実施した。出席したBKPMのバフリル長官は、新工場では8,000人の雇用創出が見込まれていると説明。メイルーンにはこのうち8割相当を地元住民から採用してほしいと要請した。

美隆工業の関係者によると、新工場は11月に完成、年末に生産を開始する。具体的な製品の種類や生産能力については明らかにしていないが、全量を輸出するという。

スバン県は首都ジャカルタから西に直線距離で約110キロ。県の北岸では国際港湾となるパティンバン新港の建設工事が円借款で進められている。

西ジャワ州政府の広報担当者はNNAに対し、新工場の場所はスバン県パガデン郡の「タイファ(TAIFA)工業団地」と明らかにした。チコポ―パリマナン高速道路のスバン出口から北上した場所に位置している。

美隆工業は、中国・江蘇省蘇州市に生産拠点を持つ。昨年は、電子製品大手の小米科技(シャオミ)向けのスマートスピーカーの出荷台数が約40万台に達した。

インドネシア工場は、中国以外の2カ所に新設を計画する工場のうちの一つ。美隆工業の呉維忠董事長は今年3月時点で、投資先をインドネシアに定めたことについて、「労働力が比較的低コストで確保できるほか、工場予定地の近くに日系自動車メーカーの拠点があるため」と説明し、将来的に車載用スピーカーの受注獲得も視野に入れる可能性を示していた。


関連国・地域: 台湾インドネシア
関連業種: 自動車・二輪車電機建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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