フィリピンの首都マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の改修・拡張計画を巡り、同空港を運営するマニラ国際空港公団(MIAA)は地場財閥連合「NAIAコンソーシアム」に交渉の打ち切りと優先交渉権の剥奪を通知した。通知を受け取った地場財閥連合が14日までに発表した。
通知は、コンソーシアムが政府の重要インフラ整備案件を管轄する国家経済開発庁(NEDA)に宛てた6日付けの書簡に対応するもの。コンソーシアムは、新型コロナで資金調達が困難になるとし、政府による条件の修正、計画の見直しを求めていた。
財閥連合には、アヤラ系のACインフラストラクチャー・ホールディングス、アボイティス・グループ、アライアンス・グローバル・グループなど6社が参画していた。
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