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小売売上高、閉鎖措置で過去最大の4割減

シンガポール統計局が5日発表した4月の小売業売上高指数(速報値、2017年=100、名目)は、前年同月比41%低下し、統計をさかのぼることができる1986年以降で最大の下げ幅を記録した。新型コロナウイルスの感染対策として、4月7日からスーパーや薬局を除く大半の小売店で営業が禁止されたことが響いた。

項目別では、全14項目中、スーパーマーケットとコンビニ・ミニマート(住宅街の商店)を除く12項目でマイナス。11項目は2桁のマイナスだった。腕時計・宝石、衣料品・靴、百貨店は8割以上低下した。

一方、スーパーは75%、食料雑貨や日用品を中心に扱うミニマート・コンビニは11%それぞれ上昇した。職場や学校を閉鎖する措置「サーキットブレーカー」で、飲食店の店内飲食が禁止となったほか、外出制限で自炊する人が増加したことが背景にある。

オンライン販売も増加した。4月の小売業全体の売上高(推計値)は前月比32%減の21億Sドル(約1,650億円)。うち17.8%をオンラインでの販売が占め、3月の8.5%から大幅に増加した。

売上高に占めるオンライン販売の比率は、スーパーで7.7%、通信機器・コンピューターで70.6%、家具・家庭用品で50.4%となっている。

■外食産業指数、53%低下

4月の外食産業指数は前年同月比53%低下。3月の24%下落からさらに悪化した。サーキットブレーカーで、飲食店では持ち帰りか配達のみの営業しかできなくなったことが背景にある。

項目別では、レストランが67%低下、ケータリングが7割低下と売り上げが激減。カフェやフードコートなどは46%、ファストフードは29%それぞれ低下した。

外食産業の全体の売上高は3億9,700万Sドルで、前月比で41%減少。売上高全体のうち、39.2%をオンライン販売が占めた。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 小売り・卸売りサービスマクロ・統計・その他経済

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