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中小4割が80%減収、民間投資低迷長引くか

オーストラリアでは今年1~3月期、新型コロナウイルス感染症の封じ込め対策以前から、鉱業を除く民間企業の投資活動が後退していたことが分かった。中小企業の4割が80%以上の減収に見舞われており、世界経済の減速や弱い企業景況感は来年まで民間投資を圧迫しそうだ。4日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

豪政府統計局(ABS)の発表によると、今年第1四半期(1~3月)の民間企業(鉱業を除く)の設備投資は前期比1.7%減、前年同期比6.6%減となった。鉱業は前期比3.6%増、前年同期比10.3%増だった。全体では前期比0.4%減、前年同期比2.9%減となっている。

オーストラリア商工会議所の最近の調査では、5月の売上高が通常時の見込みより80%以上減ったと答えた中小企業は38%に上った。約81%の中小企業が少なくとも25%の落ち込みを記録している。

消費者信頼感は、感染流行の最中に落ち込んだ分の95%を回復したが、企業信頼感は約30%の回復にとどまっている。

フライデンバーグ財務相は、連邦・州政府の課題は民間投資を復活させることだと言明。税制や労使関係、技術、インフラ投資などで生産性拡大につながる改革を行うとともに、企業の投資活動を支援するため煩雑な手続きを簡略化しなければならないと述べた。政府は年内に事業投資を対象とする減税の実施を検討している。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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