• 印刷する

テイクオフ:「シートゥワーだが」。…

「シートゥワーだが」。10年ほど前の前職時代、香港のオフィスに掛かってきた電話にはっとなった。聞き慣れない広東語の名前を頭の中で巡らせているうちに、あの人だと気付いたからだ。毎年6月4日の天安門事件追悼集会(六四集会)で中心にいる主催団体、香港市民支援愛国民主運動聯合会の司徒華主席(当時、故人)だった。

当方が初めて六四集会で見かけた時は、既に「華おじさん」が愛称の好々爺だったが、舞台での堂々とした姿に、求心力の強さがうかがえた。「民主的な中国の建設」を最期まで訴え続けた。

その六四集会が今年は初めて中止される。不許可にした警察は、新型コロナウイルスの感染対策を理由にしたという。今の支聯会代表は「それは言い訳。一国二制度が終わった象徴だ」と切り捨てた。華おじさんが存命だったら、今の香港や中国にどんな言葉をかけるだろうか。(輝)


関連国・地域: 香港
関連業種: 社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

テイクオフ:今から23年前の昨日は…(07/02)

香港で国家安全維持法施行 厳戒の返還記念日、逮捕者数百人(07/02)

「二制度」の根幹揺らぐ、香港安全法の条文(07/02)

米が香港制裁を本格化、輸出優遇を凍結(07/02)

国安法、グレーゾーンは幅広い=倉田教授(07/02)

香港株は反発、影響図りかねる金融市場(07/02)

香港民主派の処罰示唆、中国=国安法で摘発も(07/02)

EU、香港国安法に懸念(07/02)

大湾区で「理財通」試行、時期は後日決定(07/02)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン