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ラブアン金融センター、19年は日系77社進出

マレーシアのオフショア(租税回避地)金融センターであるラブアン国際ビジネス金融センター(ラブアンIBFC)が、順調に成長している。2019年に設立された企業は981社で、19年末時点の進出企業数は1万6,241社となった。19年の日系企業の設立数は中国(104社)に次ぐ2位(77社)で、前年の首位(118社)から後退した。

ラブアンIBFCを管轄するラブアン金融サービス庁(LFSA)が発表した19年の報告書によると、同地域で営業する銀行は59行で、内訳は商業銀行が40行、投資銀行が19行。総資産は前年比8%減の506億米ドル(約5兆4,500億円)、貸出残高と預金額はそれぞれ22.9%減の256億米ドル、15.8%減の80億ドルに縮小したが、税引き前利益は26.9%増の6億3,480万米ドルに達した。従業員数は495人で、うちマレーシア人が約91%を占めた。

保険各社(219社)の総収入保険料は11.8%減の15億米ドルで、うち58.7%を外資系保険会社が占めた。外資系企業の本拠地別内訳は、極東を除くアジア太平洋地域が72.5%、日本など極東地域が16.5%、欧州が8.0%だった。

信託会社は61社で、税引き前利益は2.2倍の1,880万米ドルと大きく伸びた。

LFSAは今年の見通しについて、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の低迷や原油価格の下落などで「厳しい滑り出しになった」とコメント。状況に応じた適切な経済政策を実施し、進出企業の支援に力を注ぐ方針を示した。

1990年に創設されたラブアンIBFCは今年で30年目を迎える。ラブアン島の面積は92平方キロメートル、人口は10万400人。域内総生産は、18年時点で72億3,800万リンギ(約1,790億円)と、前年比で6.6%伸びた。


関連国・地域: 中国マレーシア日本
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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